ガソリン・灯油・軽油などの引火性液体を扱う乙種危険物取扱者
乙種第4類危険物取扱者(乙4)の受験ガイド
受験資格、試験科目、乙4で扱える危険物、免状申請、求人での見方を確認
乙4は、ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの第4類危険物を扱うための資格です。ガソリンスタンド、石油・化学関連、タンク・倉庫、設備管理などで見かける機会が多く、危険物取扱者の中でも求人との接点が強い類です。
乙4は引火性液体の資格。求人では「何を扱うか」まで確認します
乙種第4類は、引火性液体を対象にした危険物取扱者免状です。乙種は受験資格が不要で、年齢・学歴・実務経験にかかわらず受験できます。試験は筆記のみで、実技試験はありません。
ただし、免状があればどの危険物でも扱えるわけではありません。乙4で扱えるのは第4類危険物です。求人では、ガソリン、灯油、溶剤、塗料、油類など、実際に扱う物質と施設の種類を確認します。
乙4で扱う第4類危険物
第4類危険物は「引火性液体」です。身近な燃料や溶剤が多いため、危険物取扱者の中でも仕事に結びつきやすい類です。火気、静電気、蒸気、換気、漏えい、流出時の対応を理解しておく必要があります。
| 代表例 | よく出る現場 | 確認したいリスク |
|---|---|---|
| ガソリン・アルコール類 | ガソリンスタンド、燃料保管、研究・製造現場。 | 引火点、可燃性蒸気、静電気、換気、火気管理。 |
| 灯油・軽油・重油 | 配送、備蓄タンク、ボイラー燃料、設備管理。 | 貯蔵量、給油作業、漏えい、流出拡大、消火方法。 |
| 溶剤・塗料・油類 | 塗装、印刷、化学工場、倉庫、整備工場。 | 蒸気の滞留、容器管理、混触、廃液処理。 |
危険物取扱者の種類と乙4の位置づけ
| 区分 | 扱える範囲 | 乙4との違い |
|---|---|---|
| 甲種 | すべての種類の危険物。 | 受験資格が必要です。乙種より範囲が広い資格です。 |
| 乙種第4類 | 第4類の引火性液体。 | ガソリン・灯油・軽油など求人でよく見かける類です。 |
| 他の乙種 | 第1類から第6類のうち、免状を受けた類。 | 乙4だけで第3類・第5類・第6類を扱えるわけではありません。 |
| 丙種 | 第4類のうち、指定された危険物に限られます。 | 取扱範囲や立会いの扱いが乙種と異なります。 |
試験の基本
乙種危険物取扱者試験は、五肢択一式のマークカード試験です。乙種の試験時間は2時間で、合格基準は各科目それぞれ60%以上です。すでに乙種免状を持っている人が別の類を受ける場合、法令と物理・化学が免除され、性質・消火のみで受験できる制度があります。
| 科目 | 問題数 | 乙4での学習ポイント |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 | 指定数量、製造所等、危険物保安監督者、貯蔵・取扱い、運搬、掲示・標識。 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 | 燃焼、消火、熱、静電気、密度、蒸気、化学反応の基礎。 |
| 危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法 | 10問 | 第4類の性質、引火点、発火点、比重、蒸気比重、消火方法。 |
申込みから免状交付まで
危険物取扱者試験は中央試験センターと道府県支部で実施され、希望する都道府県で受験できます。
日程、受付期間、電子申請・書面申請、手数料、受験票、当日の持ち物を確認します。
初めて乙種を受ける場合は、法令・物化・性消をバランスよく対策します。
試験結果通知書で合否と正答率を確認します。合格後は免状交付申請を行います。
申請先、写真、手数料納付方法、既得免状の提出有無を受験地の案内で確認します。
求人で乙4を見るポイント
向いている人・知っておきたい負担
費用と教材は最新案内で確認
試験手数料、免状交付手数料、写真、交通費、教材費は受験する時期や申請先で確認します。本文で固定金額を覚えるより、申込み前に消防試験研究センターと受験地支部の案内を見る方が確実です。
受験前の確認項目
ハローワーク等を使うメリット
- 乙4必須・歓迎の求人と、入社後取得支援ありの求人を比較できる
- ガソリンスタンド、設備管理、化学工場、倉庫など職場別の違いを相談できる
- 夜勤、屋外作業、危険物保安監督者の選任、資格手当を確認できる
- 乙4だけで足りる仕事か、他類や丙種・甲種が関わる仕事か整理できる
- 職業訓練や会社の資格取得支援を使えるか確認できる
よくある質問
乙4は国家資格ですか?
消防法に基づく危険物取扱者免状の一種です。合格後に免状交付申請を行います。
乙4に受験資格はありますか?
乙種と丙種は受験資格が不要です。どなたでも受験できます。
乙4だけで全ての危険物を扱えますか?
扱えません。乙4は第4類の引火性液体が対象です。他類は別の乙種免状が必要です。
乙4と丙種は同じですか?
違います。丙種は第4類のうち指定された危険物に限られ、立会いなどの扱いも乙種と異なります。
試験に実技はありますか?
ありません。乙種は五肢択一式の筆記試験です。
合格基準は総合点だけですか?
総合点だけではありません。各科目それぞれ60%以上が必要です。
他の乙種を持っていると免除がありますか?
乙種免状を持つ人が別の乙種を受ける場合、法令と物化が免除される制度があります。
求人では何を確認しますか?
扱う危険物、施設、夜勤、保安監督者の選任、資格手当、取得支援を確認します。
関連ページ
参考・公式情報
- 消防試験研究センター 危険物取扱者試験 受験案内
- 消防試験研究センター 試験科目及び問題数
- 消防試験研究センター 試験の方法
- 消防試験研究センター 危険物取扱者について
- 消防試験研究センター 新規免状の交付
- ハローワークインターネットサービス
情報確認日:2026年6月26日
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