乙種6類危険物取扱者
乙種6類危険物取扱者試験
乙種6類危険物取扱者試験は科目ごとに、それぞれ60%以上の点数で合格です。
令和元年度(平成31年)の合格率は66.5%で、前の過去3年を見ても60%台の合格率になっています。
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の独学
乙種6類危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(試験での問題数は10問)
乙6で覚える危険物は他の乙類に比べてかなり少ないです。
乙6の性質並び消火の勉強方法は、危険物の物品名(危険物の名前)・品名(〇〇類など)・形状(色や液体、個体、結晶など)・溶解(水に溶ける、溶けないなど)・消火方法をノートにまとめて暗記しました。
例えばこんな感じです。
過塩素酸 – 無色の液体 – 水を加えると熱を発し溶解 – 強い酸化力 – 水より重い – 消化はたくさんの水で流す – 冷暗所に貯蔵 …
過酸化水素 – 無色粘性の液体 – 強い酸化力 – 水に溶ける – 水より重い – エタノール・エーテルに溶ける – 消化はたくさんの水で流す …
硝酸 – 無色の液体 – 水より重い – 強い酸化力 – 水より軽い – 消化困難 …
この他に発煙硝酸・三フッ化臭素・五フッ化臭素・五フッ化ヨウ素など、だいたい8種類の物品を上記のように(もっとたくさん)まとめて暗記しました。後は共通する性質や危険性などを覚え、過去問を繰り返して暗記(記憶)を定着させます。
危険物に関する法令の独学
殆どの方がそうだと思いますが、乙種4類危険物取扱者の資格保有のため試験科目免除でした。
勉強方法は乙種4類の記事で解説していますので、関連記事で探してください。
基礎的な物理学及び基礎的な化学の独学
法令と同じで、乙種4類危険物取扱者の資格保有のため試験科目免除です。
こちらも勉強方法は乙種4類の記事で解説しています。
使用したテキスト・過去問題集
実際に私が受験した試験でも、このテキストの問題と似た問題が何問か出題されました。過去問だけではなく解説も収録されていますし、乙4以外の危険物はこの本1冊で合格を目指せますのでコスパも最高ですね!!
乙6の独学まとめ
乙6はしっかり勉強すればかなり短期間で取得できる資格です。
私も仕事をしながら、1週間1日1時間の勉強で合格することができました。90点(10問中9問正解)でした。
乙種6類危険物取扱者を取得すれば、第6類危険物(過塩素酸・過酸化水素・硝酸など)を取り扱うことができるようになりますが、ハローワークで求人は、全く無く(ハローワークインターネットサービス求人検索での検索結果は0件でした。2020年5月)転職・就職にも活用できるかもわかりませんが保有資格はふやせます!履歴書にも書けます!
第6類危険物の主な分類
品名(区分) | 代表的物品名 | 指定数量 | |
---|---|---|---|
過塩素酸 | – | 300kg | |
過酸化水素 | – | ||
硝酸 | 硝酸 発煙硝酸 | ||
その他政令で定めるもの | 一フッ化臭素 三フッ化臭素 五フッ化臭素 五フッ化ヨウ素 | ||
前各号のいずれかを含有するもの | – |
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