言語聴覚士(ST) – げんごちょうかくし

言語聴覚士のお仕事

言語聴覚士の仕事内容・資格取得・年収などを解説しています。

言語聴覚士とは?

 リハビリの分野にて活躍するのが言語聴覚士であり、作業療法士または理学療法士と同じく国家資格を有している方が従事するのですが、言語聴覚士の仕事内容としては病気もしくは障害などに見舞われた事がきっかけで言葉を発する事や聞く事、食べ物を口に入れたり飲み込む事が困難になった方に向けてあらゆる方法でサポートしていきます。

リハビリと耳にした時に多くの方々がイメージしやすいのが、病気または怪我により自由に動かしにくくなった手足を再び自由に動かせるようにする様子であるものの、言語聴覚士においては他者との間でコミュニケーションをしたり、人生を過ごしていく上で欠かす事ができない食べる事に密接に関わります。

こうした言語聴覚士の仕事内容の中における言語障害を対象にした事例では、一言で発音が正しくできないと言っても、構音障害もしくは失語症により実情が異なる点を念頭に置いて対応していきます。

構音障害において特徴的な症状は声を出す事ができない様子や明瞭な発音ができない様子、舌がもつれたりろれつが回らない様子などで唇の他に顎や舌、喉や気管といった広い範囲の器官に問題が発生している特徴から、慎重に1つずつ確かめながら向き合います。

構音障害は他者が話している言葉と内容が共に理解できるのに加え、当事者においても適する返事が脳内で理解できているため、文字を用いれば難なくコミュニケーションが可能です。

失語症は、大脳における言語に関係する部分に色々な事が引き金になって異常が発生すると話す事に合わせて聞き取って理解する事が難しくなるのに加え、読み書きもままならない状態になります。

失語症になった時に顕著な症状は言葉を出す事ができなかったり言い間違いを頻発する事で、他にも適する言葉選びができなかったり意味が通じない発言をする事も多いです。

また、聴力は健康的な状態である一方会話の内容が正しく理解できない事もありますし文字が読めなかったり、読めたとしても記されている内容が理解できなかったり自らが記す事はできないといった症状も特徴的です。

言語聴覚士がサポートする中の音声障害は声を発生させにくくなったり、発生させられても元来の自分の声とは異なった声になっている症状です。

音声障害は一時的に見舞われる方が多いですが、仕事などで普段から声を発生する機会が多い方などは高い頻度で繰り返されてしまったり慢性化しやすいです。

高い頻度で繰り返したり慢性化すると声帯にポリープなどが生じている事例も稀有ではなく、ポリープもしくは炎症などが生じている場合には医師の考えに則って外科手術を優先する事例も稀有ではありません。

食べ物を口にしたり飲み込む事がままならない状態を摂食障害や嚥下障害と呼び、食事は人にとって生きる上で欠かせない行為であるのはもとより、生きがいになっている方も少なくないので摂食障害または嚥下障害になると人生の豊かさにも関わります。

病気の他に年齢を重ねた事が関係して発症する事もありますが、嚥下障害になると肺炎に見舞われやすくなるのに加え、円滑に飲み込めなくなるが故に途中段階で食べ物が物理的に詰まってしまって命に直結する事態に繋がる事も多いです。

言語聴覚士が活躍している現場は多岐にわたりますが、活躍している場所において過ごしている方々の年齢が高い場合は、言語聴覚士の仕事内容の大部分を嚥下障害などが占めます。

言語聴覚士になるためには?

 このような言語聴覚士になるためには国家試験を受験して合格する必要があり、受験資格を手に入れるまでの術は大きく分けると2つに分類可能です。

高校を卒業した後に言語聴覚士の養成課程が設けられている大学または短大、専門学校に進学しつつ卒業する術が1つ目として挙げられ大学や短大、専門学校といった複数の選択肢があるものの、共通して3年間から4年間にわたって通学をする必要があります。

他には、4年間にわたって大学生活を過ごした後に言語聴覚士の養成課程が存在している大学もしくは大学院における専攻科、専門学校に入って卒業をする事で通学をする期間は2年間です。
2つの選択肢の中から都合が良い方を選ぶ事ができますが、共通しているのは卒業または卒業見込みの状態で国家試験を受けて合格する事ができれば言語聴覚士になれる事です。
そして、言語聴覚士になるためには通信教育のみという選択肢は無いものの、4年間にわたって大学生活を送ってきた経歴があるのなら、夜間に通って学びが深められる養成校に入学できる条件が満たせるので、社会人として働きつつも言語聴覚士を目指す事も十分に可能です。

言語聴覚士の年収は?

 言語聴覚士の年収は350万円前後なので月給としては30万円前後の金額を受け取る事ができますし、初任給においても21万円前後という様子からもわかるように、国家資格を有して働くからこそ満足度が高い額です。
そういった金額はもちろん、サポートをしている方がますます健やかになっていったり感謝の言葉を述べてくれる様子は、言語聴覚士ならではの魅力です。

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