乙種3類危険物取扱者
乙種3類危険物取扱者試験
乙種3類危険物取扱者試験は科目ごとに、それぞれ60%以上の点数で合格です。
平成30年度の合格率は67.7%で、前の過去3年を見ても60%台後半の合格率になっています。
危険物に関する法令の独学
殆どの方がそうだと思いますが、乙種4類危険物取扱者の資格保有のため試験科目免除でした。
勉強方法は乙種4類の記事で解説しています。
基礎的な物理学及び基礎的な化学の独学
法令と同じで、乙種4類危険物取扱者の資格保有のため試験科目免除です。
こちらも勉強方法は乙種4類の記事で解説しています。
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の独学
乙種3類危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(試験での問題数は10問)
乙3の性質並び消火の勉強方法は、危険物の物品名(危険物の名前)・品名(〇〇類など)・形状(色や液体、個体、結晶など)・溶解(水に溶ける、溶けないなど)・消火方法をノートにまとめて暗記しました。
例えばこんな感じです。
アルキルリチウム – ノルマルブチルリチウム – 黄褐色で液体 – 水やアルコールに激しく反応 – 水より軽い – 消化困難
金属のりん化物 – りん化カルシウム – 暗赤色の塊状の個体か粉末 – 水に反応し分解、リン化水素を発生 – 水より重い – 弱酸に反応し激しく分解、リン化水素を発生 – 消化方法は乾燥砂
だいたい15種類の物品を上記のようにまとめて暗記しました。後は過去問を繰り返して暗記(記憶)を定着させます。
使用したテキスト・過去問題集
実際に私が受験した試験でも、このテキストの問題と類似の問題が何問か出題されました。過去問だけではなく解説も収録されています。
乙3の独学まとめ
乙3はしっかり勉強すればかなり短期間で取得できる資格です。
私も仕事をしながら、1週間1日1時間の勉強で合格することができました。70点(10問中7問正解)でした。
乙種3類危険物取扱者を取得すれば、第3類危険物(カリウム・ナトリウム・黄りんなど)を取り扱うことができるようになりますが、ハローワーのクで求人は、ほぼ無く(ハローワークインターネットサービス求人検索での検索結果は0件でした。2019年5月)転職・就職にも活用できるかもわかりません(T_T)、が保有資格はふやせます!!
第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)
品名(区分) | 代表的物品名 | 指定数量 | |
---|---|---|---|
カリウム | – | 10kg | |
ナトリウム | – | 10kg | |
アルキルアルミニウム | – | 10kg | |
アルキルリチウム | – | 10kg | |
黄リン | – | 20kg | |
アルカリ金属(カリウム及びナトリウムは除く)及びアルカリ土類金属 | リチウム カルシウム バリウム | 第一種自然発火性物質及び禁水性物質10kg 第二種自然発火性物質及び禁水性物質50kg 第三種自然発火性物質及び禁水性物質300kg | |
有機金属化合物 | ジエチル亜鉛 | ||
金属の水素化物 | 水素化ナトリウム 水素化リチウム | ||
金属のリン化物 | リン化カルシウム | ||
カルシウム及びアルミニウムの炭化物 | 炭化カルシウム 炭化アルミニウム | ||
その他政令で定めるもの | トリクロロシラン | ||
前各号のいずれかを含有するもの | – |
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