左官- さかん

左官のお仕事

左官の仕事内容・資格取得・年収などを解説しています。

左官とは?

 塗りに関する高い技術を用いて建物を美しく仕上げていくのが左官であり、壁面のみならず床面についても例外ではないため、建物における広い範囲が対象になります。

左官の仕事内容は?

 左官が高い技術を使って仕事をしていく時に手にする道具は鏝で、道具を使用して土の他に漆喰や珪藻土を壁面などに塗り拡げていき、床面に対して作業を行う時にはセメントと砂が混ざっているモルタルが用いられます。また、内装においてタイルを使用する箇所がある際にはタイルを貼り付けていくのも左官の役割ですし、ブロックやレンガを必要に応じて積み上げていくのも役割です。

建物の完成を目指したりメンテナンスを行う時には多くの職人が各々の担当分野で作業を行いますが、左官が行う作業はあらゆる仕事の中でも取り分けて見栄えに関わる分野である上、あらゆる段階の仕上げに位置します。

左官になるためには?

 左官に必要な資格は?と思いを馳せた場合には特に資格が求められないものの、あらゆる作業の中でも見栄えに関係する特性上、非常に高い技術が求められるため、高い技術を有している事を証明すべく技能試験が用意されています。

左官を対象にした技能試験は左官技能試験があり、1級から3級まで用意されていますが1級と2級を受けるには定められている実務経験を積んでいる必要があります。

1級を有している事は既に実務経験があるのと共に非常に高い技術を得ている証拠なので、合格した者は指導員としての可能性も広がるでしょう。また取得によって顕著にスキルアップが実現します。

左官として働いてみたい場合、作業現場にはすぐに入って身を置く事ができるものの、一人前として認められつつ活躍するにはじっくりと見習いの期間を過ごして技術を磨いていく必要があります。

左官になるには親方のサポートをする事から始まるので、親方のあらゆるサポートをしつつ少しずつ現場にて作業をしていきつつ技術を習得していけば、一人前になって1人で現場に入って他者からも任せてもられるようになります。

現在はあらゆる業界で人材不足により後継者が強く求められており、左官についても例外ではないため、左官を希望している方は重宝されますし、実際に左官として道具を手にして活躍した後は後継者の指導をするなどのキャリアを歩む事もできるでしょう。

左官になりたい時には卒業しておくべき学校や学歴なども無く、既に社会人として働きつつも左官の道に興味があって進んでみたいと考えているのなら、社会人と対象にした職業訓練施設を利用するのも良い選択肢です。

社会人を対象にした職業訓練施設では左官に関係する基本的な技術を学ぶ事ができますし、全てのカリキュラムを終えた後には就職先も斡旋してくれる事例も多いので、円滑に描いてる次のステップが歩みやすい上に金銭的な負担も小さいです。

職業訓練施設では基本的な事について学べますが、建築を対象にしてより広い知識を学んでいきたいのであれば大学または短大などの建築学科に進むと良いでしょう。

左官の年収は?

 左官の年収に関しては、令和元年度の左官の年収は厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、きまって支給する現金給与額(企業規模計10人以上)が「29万6700円」で、年間賞与・その他特別給与額が「30万5700円」ですので、平均年収は約386万円となります。

左官の将来性は?

 左官になりたいと考えている方が同時に意識するのが左官の将来性は?ですが、これからの社会でますます活躍しつつ求められる人材を目指すのであればあらゆるニーズに対応できる人材になる事が求められます。

左官には非常に長い歴史があり、これまでに日本建築を支え続けてきましたが、今日では洋式の住宅が目覚ましく増加傾向にあるため、洋式の住宅に対応できるのはもちろん洋式の良さを尚一層発揮できる職人である事も求められる条件です。

さらに、独立し自らが経営者になって経営をしつつ作業もしたり、従業員を雇って経営に専念する選択肢もあります。
自身が経営者になって舵取りをする事例はもとより、雇用されて働いている事例であっても作業を依頼する方が求める事を明瞭に実現できるアイディアと技術が重要です。

これまでは建物に対して美しさなどが求められてきましたが、今日では美しさと共に健康的であったり自然が感じられる要素も建物に対して求められているので、技術を駆使して取り入れていくのが大切です。

新たに素材を見つけて採用するのも良いですが、古くから左官が使用し続けてきているシラスや漆喰、珪藻土などは自然由来の物なので、従来の素材が自然由来で十分に自然が感じられる仕上がりになる事を伝えられる力も求められます。

左官として働き始めた方の中には若い頃から年齢が高くなるまで同じ仕事をし続ける事例が珍しくないものの、左官であり続ける理由は自身の技術を建物に対して発揮して残し続けられるのがやりがいであるためです。

作業を担当するのは一般住宅はもちろん、日々非常に多くの人達が出入りする建物に作業をして完成させる事も多いので、自身が行った仕事が直接的に社会の役に立っていると実感できる充足感に溢れている仕事です。

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